「お小遣いを上げて」と言われたら?値上げ交渉を学びに変える進め方
「友だちはもっともらってる」「足りない」——学年が上がると、ほぼ必ず出てくるのが値上げの要望です。すぐ断る・すぐ上げるのどちらでもなく、交渉の練習として扱うと、子どもがお金を考える良い機会になります。
1. その場で即答しない
まずは「言ってくれてありがとう。週末にちゃんと話そう」と受け止め、時間を置きます。その場の勢いで決めないことを親が見せるのも、お金の教育の一部です。
2. 「何にいくら足りないか」を説明してもらう
話し合いでは、金額より先に理由を聞きます。
- いま、何にいくら使っている?
- 足りないのは何?毎月必要?それとも一度だけ?
- 上がったら、何をどう変える?
ここで記録が役に立ちます。使い道の記録があれば、「文房具と友だちとの外出で毎月足りない」のように具体的に話せます。記録の付け方は お小遣いの記録が続かない子へ を参考にしてください。
3. 家庭のルールに照らして決める
判断の基準は「よその家」ではなく、わが家のルールです。
- 学年の区切りで見直す、と決めておく
- 渡す範囲を広げるなら(例: 文房具代も含める)、その分を上乗せする
- 一度だけの出費なら、値上げではなくお手伝いや貯金で対応する
定額制とお手伝い報酬制の組み合わせ方は お小遣いは定額制と報酬制どっちがいい? にまとめています。
4. 結論は理由とセットで伝える
上げる場合も上げない場合も、理由を短く伝えます。見送るときは「次はいつ見直すか」を決めておくと、子どもは納得しやすくなります。決めた金額と見直し時期は、親子で見られる場所に残しておきましょう。かぞくの おこづかい(ブラウザ版) のようなアプリなら、履歴と合わせて一か所で管理できます。
まとめ
値上げの要望には、即答せず、使い道を説明してもらい、家庭のルールで決めて、理由を伝える。この流れを何度か経験すると、子どもは「欲しいお金を説明して手に入れる」力を身につけていきます。
かぞくの おこづかいお小遣い・お手伝いの報酬・お金の教育を、家庭でどう始めて続けるか。実際に使える仕組みと相場観をまとめる、かぞくの おこづかいの公式ブログ。
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