来年の1次試験を10月から始めるなら:7科目の着手順と最初の3か月
10月は、翌年夏の1次試験に向けて始めるにはちょうどいい時期だ。本試験まではおおよそ9〜10か月あり、7科目を一通り回して、過去問を複数周する時間がとれる。ただし、最初の3か月の進め方を間違えると、春に「まだ半分の科目に手をつけていない」状態になりやすい。
着手順:重い科目から、並行は2科目まで
おすすめは、理解に時間がかかる科目を先に、暗記中心の科目を後に置く順番だ。
- 財務・会計(計算の型が身につくまで時間がかかる。2次の事例Ⅳにも直結)
- 企業経営理論(配点が大きく、2次の事例Ⅰ・Ⅱの土台)
- 運営管理(生産と店舗販売。2次の事例Ⅲの土台)
- 経済学・経済政策(グラフの読み方に慣れるまで時間がかかる)
- 経営情報システム
- 経営法務
- 中小企業経営・中小企業政策(白書や施策が年ごとに変わるので最後)
同時に進めるのは2科目までにする。財務・会計を毎日の計算練習として固定し、もう1科目を順に入れ替えていく形が続けやすい。
最初の3か月(10〜12月)でやること
- 財務・会計を毎日15〜30分。 仕訳、損益分岐点、キャッシュフロー計算書、NPVなど、計算の型を1つずつ。
- 企業経営理論のテキストを1周。 細部の暗記より、戦略論・組織論・マーケティング論の全体像をつかむ。
- 運営管理か経済学に入る。 12月の時点で3〜4科目に触れていれば順調。
最初の3か月でやらなくていいこと
- 中小企業経営・政策の暗記。 年度の資料に基づく出題が多いので、早くやるほど忘れる量が増える。
- 7科目を全部少しずつ。 毎日7科目を回すと、どれも定着しないまま時間が過ぎる。
- 完璧なノート作り。 書き写す時間より、問題を解いて間違えた箇所に戻る時間のほうが効く。
「どの科目が遅れているか」を毎週見る
長期戦の独学で一番怖いのは、遅れに気づくのが春になることだ。週に1回、科目ごとに「予定していた範囲」と「実際に終わった範囲」を並べて見る。遅れている科目があれば、翌週の2科目枠を入れ替える。
計画を細かく作り込むより、この週1回の確認を続けるほうが、結果として計画通りに進む。
まとめ
10月スタートなら、財務・会計と企業経営理論から入り、並行は2科目まで、中小企業経営・政策は最後。最初の3か月で3〜4科目に触れ、毎週遅れを確認する。これだけで、春以降の過去問演習に余裕を持って入れる。
本ブログは、学習アプリ『診断士RoadMap』の運営元であるTechAthletesが運営しています。科目別演習、AIによる作問・解説、学習進捗の可視化、忘却曲線ベースの復習を使って、どの科目が予定から遅れているかを週ごとに確認できます。診断士RoadMapは無料で始められます。まずは財務・会計の演習を1週間記録してみてください。
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